スッピンでも美まつげに!?誰もが憧れる美まつげには毛周期が関係している!?

まつげには毛が生えるところから抜けるまでのサイクルがあることを知っていますか?
そのサイクルを毛周期といい、まつげが成長することで伸び、寿命になると毛が抜けていきます。
毛周期って?
まつげのサイクルは髪よりも短いスパンになり、約3週間~4ヶ月でまつげは生え替わります。
この毛周期は、ストレスや体調不良、栄養面や代謝により変化していきます。
成長初期~成長期
まつげに栄養が行き渡りまつげが成長する時期です。
その後、肌表面にまつげが出てくる頃にはコシやハリが出てきます。
まつげの成長期間は約40日間と言われており、この成長期の期間を長くすると共に成長速度を速めてあげることで、長いまつげにすることが出来ます。
退行期
まつげに栄養が届かなくなることでまつげの成長が止まり、退行していきます。
毛根が押し上げられ、自然に抜けたり簡単な刺激で抜けやすくなる期間です。
毛が抜けると、バルジ領域から次のまつげを作るため発毛因子の毛包幹細胞が出されます。
出典:リゼクリニック
休止期
次に成長するまつげを作るための準備期間になります。
発毛因子の毛包幹細胞が毛乳頭細胞から指令をもらい活性化すると、次のまつげを作る成長期毛を誘導します。
この毛周期を正常にし、栄養を行き渡らせ細胞修復をすることで成長期の期間が長くなり自まつげを長くする事が出来ます。
美まつげには毛母細胞が関係している?
毛母細胞とはまつげを作る母親的存在になり、まつげの発育を司る毛乳頭が毛母細胞に分裂するよう指示します。
毛母細胞は毛細血管から繋がっている毛乳頭からビタミンやアミノ酸などの栄養や指示をもらい、細胞分裂を起こし増殖を繰り返しながらまつげを成長させていきます。
しかし、この毛母細胞は加齢と共に細胞が弱くなり、約40~50の細胞分裂で寿命になり死滅してしまいます。
また、ダメージを受けるとサイクルが乱れまつげが抜けやすくなったり、細く弱いまつげになったりします。
そのため、毛母細胞が死滅しないよう栄養を行き渡らせ細胞修復をしてあげることで毛母細胞の寿命が長くなり、ハリやコシのある長いまつげを作り続けることが出来ます。
毛根の深さも関係しています
まずは、毛根の位置を見てください。
成長期には皮膚の奥深くにあった毛根が徐々に皮膚の上部へ移動し、休止期には毛細血管から毛根が離れている状態です。
そして、休止期から成長期になると、また毛根は皮膚の奥深くまで伸びていきます。
成長期の間は毛細血管と繋がっていますので、そこから酸素や栄養を受け取ることができ、まつげを成長させることが出来ます。
しかし、退行期になると毛細血管から毛根は離れ栄養がストップしてしまいます。
栄養がストップしたまつげはさらに皮膚上部に押し上げられ、やがて摩擦などにより抜けていきます。
この成長期の間に毛細血管からしっかりと栄養をとることが出来れば、まつげはハリやコシのある長いまつげへと成長していきます。
血流が滞ると栄養が効率よくまつげに行き渡らなくなるため、血流をよくすることがとても重要になります。
さらに、ホルモンバランスや栄養不足などにより、毛母細胞の分裂が正常に行われなくなると毛周期が乱れ、まつげが抜けたまま生えてこなくなることもあります。
毛母細胞を活性化させることで新しいまつげを伸ばす事ができますので、ホルモンバランスを整えたりしっかりと栄養をとることで、生えてこなくなっていたまつげが生えてくるようになり、まつげが増えていきます。
美まつげにするために大切なこと
毛周期を知ることで、毛細血管から栄養をとることが出来る期間がいかに重要か分かっていただけたかと思います。
まつげの毛周期は、1本1本異なります。
すべのまつげが同じ毛周期になると、まつげが全くないツルンツルンの目元になってしまいますよね。
1本1本異なる毛周期を持つまつげですので、まつげの成長期がいつなのか、また、退行期・休止期はいつなのかは分からない状態です。
そのため、毎日の継続したケアが大切になります。
まとめ
美まつげにするためには、まずは毛周期を知ることが大切です。
何も知らない場合は、どうしてケアをしなくてはいけないか、どのようなケアが大切かが分からない状態です。
そのため、まつエクやマスカラなどでまつげを長く綺麗な美まつげにしたい方が多い中、実際にまつげケアを行っている方は1割ほどしかいないんですね。
毛周期を制することこそ、美まつげへの一歩になります。
まずは、毛周期を知り、そこから美まつげにするためのケアを始めて行きませんか?
まつげを長くするための秘訣は、こちらの記事を参考してみてください↓