肥後すっぽんもろみ酢でダイエット!アミノ酸にはどんな効果があるの?

最近、本当に色々なダイエットサプリメントがありすぎて、どれが本当に体にとって良いものなのかわからない!
試してみたいけど、無駄金になるのでは?と不安。
そんな思いの方、たくさんいらっしゃいますよね。
今回、産後太りと格闘する管理栄養士の私が、ダイエット目的としてあるサプリメントを調べて本当に痩せれるのか?
というのをお話させていただこうと思います。
そのサプリメントとは、ゆめやの肥後すっぽんもろみ酢です。
ダイエットには食事内容の見直しも大切ですが、身体の代謝をあげることでリバウンドのない痩せにくい体をつくることが大切です。
そのために欠かせないのがアミノ酸。
アミノ酸がたっぷり含まれるすっぽんサプリメントをダイエットに使用したら、ピクリとも動かなかった私のぼってり脂肪も燃え出すのでは…??
目次
肥後すっぽんもろみ酢ってどんなサプリ?
熊本県産の肥後日の元すっぽんと琉球もろみ酢、美容成分3種類を含む栄養機能食品です。
1日1粒飲むだけで、ダイエットと美容のサポートをしてくれる女性に嬉しいサプリメントです。
2015年にモンドセレクションを受賞しているようですね。
肥後すっぽんもろみ酢のウリとして、やはり熊本県産の高級すっぽんを使用していることです。
肥後日の元すっぽんというブランドで人気があるようです。
実際に、すっぽん料理専門店とも取引きのあるブランドすっぽんだと公式HPにも記載されていました。
すっぽんのサプリメントは韓国産のすっぽんを使用しているものが多いんだとか。
健康の為に毎日飲むサプリメントですから、やはり国産の信頼できるものを飲みたいです。
肥後すっぽんもろみ酢に含まれる栄養とその効果
すっぽんは、多くの必須アミノ酸や必須脂肪酸が含まれる他、コラーゲンやミネラルなど様々な栄養が含まれており、その栄養価の高さを認められています。
ですが、すべてのすっぽんが皆同じ栄養価をもっているかと言われたら、飼育環境によって驚くほどの差がでるようです。
肥後すっぽんもろみ酢に使用されている肥後日の元すっぽんは、熊本県の肥後にある養殖場の中、自然の環境にこだわった水質・餌で育てられたすっぽんです。
肥後日の元すっぽんの特徴として、豊富な必須アミノ酸・ビタミンB6・コラーゲン・ミネラルが挙げられます。
肥後日の元すっぽんのアミノ酸
肥後日の元すっぽんのアミノ酸は、黒酢の312倍も含まれているそうです!
そして、アミノ酸のバランスも良く量もとても多いのです。
公式HPの参考グラフには、人の身体と作るたんぱく質を構成するアミノ酸20種類についてのグラフが載っていました。
台湾産のすっぽんのアミノ酸量(100g中)と比べると歴然ですね。
肥後日の元すっぽん1匹で、台湾産すっぽん10.6匹分のアミノ酸に匹敵するようです!
肥後すっぽんもろみ酢1袋に、肥後日の元すっぽん60匹分の粉末が含まれているとのこと。
つまり、1日に2匹の肥後日の元すっぽんを食べていることになります。
台湾産なら、20匹分・・・?!
それってものすごいことのように感じませんか?
アミノ酸とは?
アミノ酸は、タンパク質を構成している栄養素です。
アミノ酸が不足すれば、タンパク質の合成がうまく行われなくなります。
皆さんは、タンパク質と聞いて何が思い浮かびますか?
筋肉?皮膚?髪の毛?それだけではないことをご存知ですか?
タンパク質は私たちの身体の20%を占めています。
筋肉・皮膚・髪の毛の他に、赤血球の主成分であるヘモグロビンや内臓などもタンパク質でつくられてています。
タンパク質は、わたしたちが生きていくうえでとても大切な栄養素です。
タンパク質は20種類のアミノ酸から構成されています。
どれか一つでも欠けると、タンパク質が合成されなくなります。
その中でも9種類のアミノ酸は必須アミノ酸とよばれ、体内でつくることができず、食事など外部から摂るしかありません。
必須アミノ酸はイソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、非必須アミノ酸はチロシン、システイン、アスパラギン酸、アスパラギン、セリン、グルタミン酸、グルタミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニンとなります。
引用 eヘルスネット
私たちの身体を作っているタンパク質を構成する20種類のアミノ酸です。
たったこれだけのアミノ酸で、私たちは生きているのです。
アミノ酸がどれほど大切な栄養素であるかわかりますね!
アミノ酸がダイエットに有効なのは何故か?
アミノ酸が大切なことはわかったけど、何故ダイエットに有効なのか?
わかりやすく説明していきますね。
まず、間違ってはいけない点があります。
アミノ酸を摂る、だけでは痩せません。
勘違いされてる方が多いように思いますが、アミノ酸は摂取したからといってみるみる痩せる、という魔法の栄養素ではありません。
あくまで、アミノ酸はタンパク質を構成する栄養素です。
アミノ酸をきちんと摂ることで、体内の必要なタンパク質がきちんと補われていきます。
タンパク質が充分に足りて入れば、身体の代謝がうまくまわりだします。
身体に必要なタンパク質とは、筋肉や皮膚のことだけではありません。
食べたものを消化するための消化酵素をはじめ、身体の中で行われる代謝には全て酵素が必要になります。
身体の中の酵素の基盤はアミノ酸なので、アミノ酸を摂取すれば酵素が増え代謝が上がります。
代謝があがると、血行が良くなり身体が内側から温かくなります。
体内温度が上がれば、免疫力や新陳代謝が向上します。
また、筋トレを習慣化すれば、アミノ酸のサポートで筋肉量が効率よくアップしていきます。
筋肉量が増えれば、何もしていなくても消費するエネルギーが増えます。
つまり、基礎代謝があがるということですね!
基礎代謝があがれば、自然と消費エネルギーもあがるので、燃焼型の身体に変わります。
これがアミノ酸とダイエットの関係です。
今までの生活を何も変えず、アミノ酸を摂るだけでは即効性のあるダイエットはうまくいかないでしょう。
肥後すっぽんもろみ酢の公式HPにも、「ダイエットサポート」に効果抜群だという記載の仕方で載っていますね。
肥後すっぽんもろみ酢の口コミには低評価も多かったのですが、この辺りをきちんと理解していないことが大きいのかな、と個人的に思いました。
肥後すっぽんもろみ酢をダイエット目的で使用される場合は、少しでもいいので、運動を取り入れてみましょう!
肥後すっぽんもろみ酢その他の栄養
肥後すっぽんもろにみ酢に含まれるのは、アミノ酸だけではありません。
ビタミンB6、ビタミンE,カルシウム、亜鉛、コラーゲンなども含まれています。
ただし、100g中に含まれる栄養素の比較であることを忘れずに!
肥後すっぽんもろみ酢は1カプセル0.56gしかありまんので・・・。
では、各栄養素について詳しく説明していきます。
ビタミンB6
ビタミンB6はタンパク質の分解・合成に関わる水溶性のビタミンです。
タンパク質を効率的に摂るためには、ビタミンB6は必要不可欠な栄養素です。
ビタミンB6が不足すると、タンパク質の代謝が上手にできなくなります。
アミノ酸のサポートを受けながらダイエットしたい時は、ビタミンB6も一緒に摂らなければ意味がなくなってしまうというわけです。
また、免疫に関わるたんぱく質や、食べものの消化など体内の様々な代謝に関わる酵素も、すべてビタミンB6のサポートによって合成されています。
ビタミンB6が不足すれば、免疫力や消化機能など、生命維持に大切な力まで不足することになります。
厚生労働省が定めているビタミンB6の摂取推奨量は1.2mg/日です。
肥後すっぽんもろみ酢には、100g中約193mgのビタミンB6が含まれています。
1カプセルは約0.6gなので、換算すると約1.2mgのビタミンB6が含まれていることになります!
肥後すっぽんもろみ酢を1日1カプセル飲むだけでビタミンB6がしっかり摂れることがわかります。
ビタミンE
ビタミンEは脂溶性のビタミンで、強い抗酸化作用をもっています。
抗酸化作用、よく耳にする言葉ですね。
体内では、日々活性酸素という物質ができます。
活性酸素は、いわゆる「老い」の原因となる物質です。
「老い」は美容の大敵です。
抗酸化作用をもつ食品を摂ることで身体の「老い」を防ぐので、きちんと摂ることで美容効果が期待できます。
カルシウム
カルシウムは、私たちの身体に最も多く存在するミネラルです。
体内では99%が骨として存在していますが、残りの1%は筋肉の収縮や神経伝達などにも関わっています。
カルシウムは、身体の中のホルモンや酵素を使う時にもサポートしてくれるので、カルシウムが不足すると体内の代謝はうまくまわらなくなります。
ダイエットに代謝の非効率は避けたいところ。
100gあたりのカルシウム量は確かに多いのですが、1日に飲む肥後すっぽんもろみ酢は1カプセルです。
換算すると、1カプセルに含まれるカルシウム量は5mgにも満たなかったので、カルシウムをたくさん摂る目的であればあまり期待はできませんので注意してくださいね。
亜鉛
亜鉛も私たちの身体に欠かせないミネラルです。
タンパク質の代謝のサポート役や体内のビタミンAの代謝にも関わっています。
亜鉛をしっかり摂ることでタンパク質の合成がすすみ、肌や髪の毛のトラブル改善につながります。
さらに、ビタミンAには強い抗酸化作用もあります。
亜鉛によってビタミンAの合成が促され、結果として活性酸素を減らし、アンチエイジングなど美容への期待も高いのです。
コラーゲン
コラーゲンは、肌や骨などを構成するタンパク質の仲間です。
肌の弾力のカギを握っているので、美容目的で摂取される方も多いはず。
私たちの身体のコラーゲンは、20代でピークを迎えます。
そして、加齢とともにグングン減っていきます。
コラーゲンが少なくなると、肌の水分が減ってシワやたるみが増えます。
血管が弾力を失って固くなり、高血圧など血液疾患にかかりやすくなります。
また、コラーゲンは2種類存在しています。
一つは動物性コラーゲン、もう一つがすっぽんなどに含まれる海洋性コラーゲンです。
海洋性コラーゲンは腸内で吸収されやすいので、効率よく摂取することができます。
すっぽんオイル
すっぽんの脇腹には、すっぽんオイルの袋があります。
肥後すっぽんもろみ酢には、すっぽんを丸ごと粉砕して使用されているので、もちろんすっぽんオイルも入っています。
すっぽんオイルは、オレイン酸やリノール酸、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が豊富に含まれます。
不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを減らすなど、健康な身体つくりには欠かせない栄養素です。
中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、血液の健康状態を良くすることで、身体の隅々まで必要な栄養が届けられます。
身体の中で生まれた老廃物も、きちんと運ばれて処理できるのです。
すっぽんオイルを摂ることで、内側から綺麗になれそうです!
琉球もろみ酢について調べてみた
肥後すっぽんもろみ酢には、すっぽんの栄養だけが含まれているわけではありません。
琉球もろみ酢という沖縄のお酢も含まれています。
琉球もろみ酢について調べてみました。
もろみ酢は、泡盛の製造過程でできるいわば副産物。
ですが黒麹菌のパワーによって生まれたカシジェーは大量のクエン酸やアミノ酸を含み、それがギュッと詰まったもろみ酢はとても体に良い健康飲料なのです。
沖縄で作られている、泡盛というお酒を造る過程で生まれる酒粕でできているようです。
とくに琉球もろみ酢はクエン酸の含有量が多いようです。
クエン酸は、「酸っぱい!」と感じる素の栄養素です。
私たちが食べたものは、体内でクエン酸回路に入り、エネルギーとして使われています。
つまり、クエン酸がたっぷり含まれる琉球もろみ酢を摂ることで、エネルギーの代謝が増える=燃焼型の身体になれる、ということになります。
さらにアミノ酸のところでも紹介した、消化酵素を増やす手伝いをしてくれる働きがあります。
アミノ酸は脂肪を消化する酵素であるリパーゼを作り出してくれます。
そして、そこにクエン酸が一緒に加わることによってリパーゼの働きを活性化させ後押ししてくれるんですね。
3つの美容成分
他にも、肥後すっぽんもろみ酢には3つの美容成分が入っています。
桜の花、燕の巣、月桃葉のエキスです。
桜の花には、老化の原因となる”糖化”を防ぐ働きがあります。
糖化は老化現象を進めるので、桜の花のエキスを摂ることで、アンチエイジングの効果が期待できます。
燕の巣は、世界三大美女の楊貴妃が愛飲していたことで有名です。
燕の巣に豊富に含まれる”シアル酸”には、免疫力アップや美肌効果に働きかける力があります。
月桃花にはポリフェノールがたくさん含まれます。
ポリフェノールは抗酸化作用をもつので、アンチエイジングの効果があります。
どれも美容のサポートになるエキスです。
しかもなかなか食べる機会もないので、すっぽんやもろみ酢と一緒に摂れるなんてお得ですよね。
まとめ
肥後すっぽんもろみ酢には、たくさんの健康サポートに向いた栄養素が詰まっていることがわかりましたね!
すっぽんのエキスはもちろんですが、琉球もろみ酢や燕の巣など、なかなか食べる機会のない食材を使っているのも魅力に感じます。
実際にどのような効果が出るのか、とても楽しみです!