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スーパーフードのクコの実(ゴジベリー)の効果効能はこんなに凄いの!美肌・アンチエイジング・生活習慣病

 2018/05/28 健康 美容
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コクの実

 

 スーパーフードをご存知ですか?

スーパーフードとは、栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品のことをいいます。

また、長く食されており、私達の健康に良い影響を与え、安全に食べることの出来るものです。

 

よく知られているスーパーフードに、キヌア・チアシード・アマニ・麻の実・アサイーなどがあります。

今回はそのスーパーフードから「クコの実」をご紹介します。

 

杏仁豆腐や愛玉子(オーギョーチ)で知られているクコの実ですが、私たちにうれしいいろんな健康効果がある事がわかりました。

 

女性にうれしいところでは、アンチエイジングやシミ・紫外線対策や美肌、疲れ目やストレス軽減など、うれしいかぎりですよ。

 

 クコの花

 

クコはこんな植物

クコの実は別名「ゴジベリー」や「ウルフベリー」とも呼ばれています。

東アジアが原産のナス科の植物です。

ある程度の湿気のある海岸・河川・田畑のあぜなどに生息し、夏から秋口にかけて薄紫の花が開花し、実は1~1.5cm程の赤い楕円形をしています。

クコの果実・根皮・葉は生薬として利用されています。

果実は、酒に漬けて果実酒にしたり、ドライフルーツにしたりします。

また、薬膳の具材として杏仁豆腐をはじめとするデザートやお粥にトッピングして使われています。

 

クコの実

 

クコの実はいつか食べられていたの?

中国では30004000年も昔から、クコの果実や葉が薬膳として用いられていました。

クコの実の美容効果を知って、楊貴妃も毎日欠かさず食していたそうです。

 

日本には平安時代に伝わり、その後江戸時代には中国医学において、多く利用される植物の一つだったそうです。

 

クコの実に含まれる栄養素

クコの実にはビタミン群やミネラルが含まれています。

また、フラボノイド系のルチンやベタインという、アミノ酸の一種がさまざまな健康効果をもたらしてくれる事が知られています。

 

ビタミンCの効果

 ビタミンCはお肌に大切

 クコの実にはビタミンCが豊富に含まれています。

ビタミンCは、骨・皮膚・血管などをつくるたんぱく質であるコラーゲンの合成に必要です。

 

コラーゲンは私たちの肌にハリと弾力を与え、みずみずしく保ってくれます。

私たちの体内でコラーゲンが合成されるのに、ビタミンCの働きは欠かす事が出来ません。

 

また、ビタミンCは、お肌でメラニンが作られるのを抑え、濃くなったメラニンを薄くする働きもあります。

美肌やアンチエイジングに効果が期待できる、うれしい栄養素です。

 

ストレス軽減にも効果あり

 また、ストレスにかかわるホルモンの合成もビタミンCが必要です。

アドレナリンという副腎皮質ホルモンはストレスがかかると大量に分泌されます。

このホルモンの合成にビタミンCは欠かせません。

 

鉄吸収をスムーズにし貧血予防にも

 ビタミンCは鉄の吸収を効率よくします。

 鉄は主に、十二指腸で吸収されます。

十二指腸は腸液の影響で弱アルカリ性になっています。

 

鉄は体内で二価鉄と三価鉄が存在しますが、アルカリ性で溶けやすいのは二価鉄です。

食品に含まれている鉄は一般的に三価鉄ですので、ビタミンCの働きで二価鉄となり、吸収されやすい状態にすると言われています。

 

この働きで、効率よく鉄が吸収され、貧血の予防にも効果があると考えられています。

クコの実には鉄も含まれていますので、一石二鳥ですね。

 

 クコの実

 

 ビタミンAの効果

 目の疲れ、夜盲症に効果のあるビタミンA

 クコの実にはβカロテンが含まれています。

 

これはプロビタミンAと言われ、体内でビタミンAに変わる物質です。

 

ビタミンAは、眼の網膜で微弱な光を感知するロドプシンの構成成分として、視覚を調整します。

レチノールが不足すると、薄暗い所で物が見えにくくなります。

これを夜盲症といいます。

「食べる目薬」とも言われるクコの実は、私たちの視覚の状態を良好に保ってくれる効果があると言われています。

 

粘膜を正常に保ち感染症予防に対する効果も

 ビタミンAはレチノイン酸として、皮膚・のど・気管・胃などの粘膜を正常に保つ働きがあります。

不足すると皮膚のバリア機能が低下し、感染症にかかりやすくなります。

のどや気管の粘膜を強くする事で、風邪を引かないようにする効果や、肌荒れの予防、胃もたれの軽減なども、クコの実に含まれるビタミンAの効果として期待されます。

 

ルチンの効果

 クコの実には「ルチン」というフラボノイドも含まれています。

「ルチン」と言えば、ソバの実に含まれているのが広く知られていますが、クランベリーなどのベリー類やオレンジ・グレープフルーツ・レモンなどのかんきつ類にも含まれているそうです。

 ルチンは抗酸化作用や血行促進に効果があると言われています。

 

この働きで、冷え性の軽減や、血行不良が原因の肩こり・腰痛などへの効果も考えられます。

 またルチンにはビタミンCの機能を助ける働きがあります。

 

クコの実にはビタミンCも含まれていますので、こちらの相乗効果も大いに期待できそうです。

 

ベタインの効果

「ベタイン」。あまりなじみの無い物質ですね。

これはアミノ酸の一です。

 

通常、食事で摂った脂肪は小腸で脂肪酸まで分解され、吸収されます。

糖分や脂肪の摂り過ぎで、それらが肝臓に送られる量が多い場合、中性脂肪として蓄積されます。

 

その結果、脂肪肝や肝硬変に進行して行きます。

ベタインには肝臓に脂肪が沈着するのを防ぎ、排出する作用があります。

 

その働きで、脂肪肝予防効果があると言われています。

 また、ベタインには糖(ブドウ糖)が小腸から吸収されるのを阻害する働きもあり、急激な血糖値上昇を抑えることで、コレステロール値の安定や動脈硬化もあると言われています。

 

この他ベタインは、吸湿性や保湿性にすぐれており、肌や髪に潤いを与えるので、シャンプーなどヘアケア化粧品には大切な成分として知られています。

 

ただし、ベタインには過剰に摂取すると体に良くない症状が出たりします。

後で食べ量や食べ過ぎについてご紹介しています。

 

 

クコの実の選び方と保存方法

 

クコの実は生で食べるのが効果的と言われていますが、日本では栽培も少なく入手も難しいです。

日々の食生活に取り入れるのはドライフルーツがお手軽です。

大粒でふっくらしているものを選べば、味も美味しいですよ。

保存する時は、常温では実同士がくっついてしまうので、密封容器で冷蔵庫に入れましょう。

 

 杏仁豆腐とクコの実

 

クコの実の食べ方

クコの実はドライフルーツですので、ナッツなどと一緒にポリポリおつまみに食べていらっしゃる方は多いと思いますが、他にもいろんな食べ方があります。

 

ヨーグルトやゼリーに入れると、かわいい赤のアクセントにもなります。

また、スムージーに入れると、他の野菜や果物を一緒に摂ることが出来ますので、いろんな栄養素の摂取が一度に出来て効率的ですね。

 

忙しい朝でも、シリアルに混ぜると簡単に食べられますし、牛乳でふやかすと柔らかくなり、より食べやすくなります。

 

勿論、料理にも使えます。

サラダのトッピングや、粥・スープに使うと色や味のアクセントにもお料理も引き立ちます。

 

オーギョーチ

 

食べる量にはちょっと注意を

少し気を付けたいのは食べる量です。

「これがいいから。」と一度にたくさん食べるのはお勧めしません。

 

1日の適量はいろんな諸説がありますが、1日に510粒程度(多くても20粒)と言われています。

健康効果が高いほど、いろんな物質が入っている為、副作用も出てくるかも知れません。

 

クコの実には「ベタイン」という物質が含まれている事はお伝えしました。

これは、脂肪肝の予防や血糖値上昇抑制などの効果もあり、生薬として利用されていますが、多量に摂取すると副作用も現れます。

 

ベタインの働きで血流が活発にすることで月経促進したり、人工中絶薬の作用をしたりするという報告があります。

妊娠中、授乳中の方には過度の摂取はお勧めしません。

 

まれに、アレルギー症状を引き起こす場合もありますので、注意しながら食べてください。

有効性・安全性についての確かなデータが少ない為、極端な過剰摂取は禁物です。

 

クコの実

 

クコの実の健康効果まとめ

ビタミンCの働きでコラーゲンを合成し、私たちの肌にハリと弾力を与え、みずみずしく保ってくれます。

メラニンが作られるのを抑え、濃くなったメラニンを薄くする働きは、紫外線対策やしみ対策に効果が期待できます。

 

美肌やアンチエイジングの強い味方です。

日々のストレスを軽減してくれます。

貧血を予防する効果もあると言われています。

 

βカロテンは体内でビタミンAに変わり、視覚を調整や夜盲症に効果があると言われています。

仕事でパソコンに長く向かう方の目の疲労回復にもお勧めです。

 

また、のどや気管の粘膜を強くするので、風邪に予防や胃もたれにも効果があると言われています。

 

ルチンの働きで、冷え性の軽減や、血行不良が原因の肩こり・腰痛などへの効果も考えられます。

 

ベタインの、肝臓への脂肪沈着防止と排出作用で、脂肪肝予防効果があると言われています。

 

糖(ブドウ糖)が小腸から吸収されるのを防ぐ働きは血糖値上昇を抑え、コレステロール値の安定や動脈硬化などの生活習慣病の予防も期待されています。

ベタインについては、摂り過ぎは注意です。

くれぐれも適量を守りましょう。

 

 クコの実

 

杏仁豆腐などのデザートに、アクセントで添えてある赤い小さなドライフルーツは、こんなにも私たちに素敵な健康効果をもたらしてくれるのです。

 

副作用もありますので、食べ過ぎは禁物です。

毎日少しでいいので手軽に食生活に取り入れられるのもうれしいところですね。

 

クコの実は、楊貴妃がその美貌維持に食していた食べ物のひとつです。

 

上手に食べて、私たちもいつまでも美しくありたいものです。

 

スーパーフードに興味がある人はこちらも読んでいます。

 

参考サイト

一般社団法人日本スーパーフード協会

独立行政法人農畜産業振興機構

 

参考文献

精選栄養学 実教出版株式会社

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

料理研究家 茉子

料理研究家 茉子

都内の和食店で料理人をやりながら、ライター業勉強中です。洋食(イタリアンレストラン)4年働いた後、和食に転職して、割烹や郷土料理店を経て現職。料理人歴18年、1年365日のうち、料理をしない日はほとんどありません。とにかく料理好き、食材と向き合い、勉強するのが好きです。

食べた人がココロもカラダもハッピーに健やかに、笑顔で過ごせるように願って、栄養学の勉強もしながら料理研究をしています。

子供の頃、様々なスポーツをやっていく中で、大きく成長、太ってしまいました。思春期から自分を恥じて、食べないダイエットや偏食ダイエットなど、沢山のダイエットを試し、痩せたりリバウンドしたりを繰り返すうちに、摂食障害になった経験もあります。

料理の仕事に就き、食と向き合っていく中で、健康的な毎日には、バランスの良い食事と運動が重要だと気づき、変な食生活はやめました。

フェス、音楽鑑賞、映画鑑賞、読書、ラジオ、伝統芸能、など、もともと趣味は多いです。さらに最近は鉄道好き、城好き、落語好きにもなりました。学生時代の英語とフランス語の勉強の再開、テレビでロシア語講座も見ていて、料理以外の興味、関心は盛りだくさんです!

【ライターからのご挨拶】

昔から、『食養生』や『食は薬、薬は食』といわれているように毎日の食事で私達の身体は出来ています。

私は、「食べる事は生きること」だと思っています。料理の仕事に従事しているので、たくさんの方々にお料理をお出ししていますが、皆さんが健康でにハッピーになればと願い、野菜や食材の事を勉強しながら、メニュー作成に取り組んでいます。

食いしん坊の料理人なので、味見をしながら、美味しい!と思える料理を作っていますが、自分も栄養バランスを意識しながら作って食べる事で、風邪も引かず、ちょっとした不調も食事でコントロールできています。

食べずに痩せようとしても、筋力も気力も落ち、イライラして、健康を害し、満足のいく結果は出ません。長年の摂食障害やダイエット経験からよく失敗して身体を壊したのでわかります。

また、近年、『和食』は世界遺産になりました。世界からヘルシーだと注目されている和食や伝統的な日本の食文化を見直してみませんか?

皆さんが上手に調整しながら美味しく食べて、キレイで健康的な暮らしを送れるような食べ方やレシピをご提案していきたいと思います。

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