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看護師の仕事内容ってどんな感じ?辛い事や大変な事を現役看護師が話します

 2018/01/19 看護師
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看護師の仕事。

 

「ナースのお仕事」

なんて、ドラマが昔ありましたね。

 

毎回、トラブルあり、先輩に後輩が大声で怒られる、といったコメディでした。

 

楽しく、笑って見ることが出来ていたように思います。

 

本当にこんな風に仕事できるなんて、楽しそう!

 

と、当時考えたこともありました。

 

今、自分が大人になって、実際仕事をしてみると、そんなドラマのようなことは、ありません。フィクションの世界だったんですね。

 

子ども心に、素敵なお仕事として刻まれていますけど・・・

 

看護の仕事を始めてまだ数年しかたっていない私ですが、今まで経験したことを踏まえて、現実の、ノンフィクションの看護師のお仕事について、今回は書いてみようと思います。

 

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看護師とは

そもそも、看護師とは、何をする人なのか?

 

広辞苑より

 

「疾病者や褥婦(=出産後の女性)などの療養上の世話または診療の補助などを補助することを業とするひとのこと」

 

とあります。

 

看護師は、入院患者さんの身の回りの世話をしたり、医師の指示に従い、点滴や注射、与薬をしたり、外来では、問診をしたり、診察の補助をしたりしています。

 

これらは、病院に行けば、誰でも目にすることのある光景だと思います。

 

なんとなく、知っているな、と思われるのではないでしょうか?

 

 

次に、もう少し、詳しく、お仕事の内容を書いていきたいと思います。

 

 

病院勤務の看護師の主な仕事

 

 

看護師は、対象になる人の身の回りの世話、相談、診療の補助を行います。

 

それは、どういったものなのか?

 

私は、病棟に勤務しているので、病棟での看護師の役割を書いていきたいと思います。

 

診療科目によって、実際に実施している内容は異なると思います。

理由として、それぞれの診療科目によって、見る場所、検査する項目、実施することが違うからです。

しかし、基本は変わらないと思います。

 

何度も、言いますが、対象になる人の身の回りの世話、相談、診療の補助が、看護の基本であることは、どの診療科目であってもぶれないと思います。

 

 

病棟の看護師は、勤務形態が細かく分かれています。

 

・日勤者  (8:30~17:00)

・夜勤者  (16:30~8:50)   ※2交代制の場合。

・早番   (7:00~15:30)

・遅番   (12:00~20:30)

 

といった風に、当院では勤務しています。

 

 

スタッフそれぞれが、シフト制になっていて、その日、どの勤務になるかは、前月にシフト表を配られて確認しています。

 

 

<日勤の場合>

 

1.これで1日の流れが決まる!コミュニケーションの取り方

 

日勤者は、だいたい7人ほどの患者さんを受け持ちます。

その患者さん一人一人の、体温、血圧、脈拍、呼吸数、などのバイタルサインを、10時頃と14時頃に測定しに、ベッドサイドを訪問します。

まず、患者さんに挨拶をします。

少し、お話をします。

 

この時は、主に、天気の話から始めます。

 

患者さんが、少しでも、リラックスして話ができるように、配慮していますね。

 

その際に、顔色、声のトーン、目の色、口の中、など、目で見える部分は、患者さんにばれないように、観察しています。

 

それから、聴診器を使って、呼吸の音、心臓の音、腸の動く音を聴診します。

 

それから、手を使って、体に触れ、触診をします。

 

特に、おなかの硬さ、足のむくみなどを確認していきます。

 

触診をしているときは、体がいつもり熱くなっていないか、腫れている部位がないか、体に発疹などが出来ていないか、など、その人に変化が起きていないか、異常がないかを見ていきます。

 

そのようなことをしながら、問診もしていきます。

 

食事はどれくらい食べれたか?

 

昨日は、何回くらい、排尿、排便があったか?

 

よく眠れたか?

 

咳は出ていないか?

 

吐き気はないか?

 

違和感がある部位はないか?

 

様々な病気に対し、観察する点は、たくさんあります。

 

患者さんの病気に関することは、聞ける範囲で問診をしていきます。

それを、電子カルテに入力していきます。

 

患者さんから聞いた話、検温した数値から、気が付いた点、おかしいな、異常だなと思った点は、カルテに記載し、緊急を要するものは、すぐに、主治医に報告します。

 

異常があり、緊急性を要するときは、主治医の指示に従い、早急に採血をしたり、点滴を開始したり、注射をしたりすることもあります。

 

 

特に、気になる点がない場合は、患者さんの話をきいたりします。

 

2.とっても大切!環境整備

 

また、環境整備といって、ベッドの周囲を片づけたり、シーツを整えたりする業務があります。

 

この、環境整備というのは、看護師の仕事の中でも、かなり、大切な仕事だと教えられます。

 

 

近代看護の母と言われる、フローレンス・ナイチンゲールが、その著書「看護覚え書」

の中で、

 

「新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさを適切に保ち、食事を適切に選択し管理すること」

 

と、記しています。

 

看護の目的とは、対象が身体的、心理的、社会的に到達可能な最良の健康レベルを目指して援助を行うことです。

 

そのために、

 

・プライバシーの保護

・換気と臭気の除去

・室温と温度の保持

・騒音の原因と排除

・採光と照明

・病室や備品の色彩

・床とベッドについて

 

以上のことは、教科書などに記載されているので、看護師ならば一般的に把握していることだと思います。

 

また、この点は、入院している人だけにいえるのではなく、日々の生活を営んでいる人々すべてに当てはまることだと思います。

 

住む環境が乱れていると、心が乱れます。

心が乱れると、生活のリズムが乱れます。

食生活が乱れます。

睡眠が乱れます。

 

 

負の連鎖に陥ってしまいます。

 

重い、病を患ってしまうかもしれません。

 

人間を取り巻く環境は、とても、重要なものなのです。

 

看護師の仕事の中でも、環境を整えることは、その人の自然の治癒力をUPさせるために、医師にはできない、とても大切な治療の一つだと私は思っています。

 

 

 

実際に、私が関わった患者さんで環境を整えることで、症状が落ち着き、自宅へ退院された方がいます。

 

その方の場合は、発熱のため、意識が朦朧としているところを家族が自宅で発見。救急要請され、救急車で病院へ搬送され、入院することとなりました。

入院時は、こちら側が声をかけても返事がない状態で、自分の名前も言えませんでした。

点滴による、抗生剤の治療が開始され、2~3日後には、解熱し、意識もはっきりしてきて、動きも見られるようになってきました。

 

「ここはどこ。なんで家じゃないの」

入院時、意識がなかったため、気が付いたら、知らない場所で目が覚め、驚いてしまって、その方は、パニックに陥ってしまいました。

そこからは、大変です。

 

連日、大きな声で

「おーい、おーい。だれかー」

と、叫ぶ。

点滴の針を抜いてしまう。

ご飯は食べない。

夜は、眠らない。

ベッド柵を乗り越えて、ベッドから落ちそうになる。

 

家族の人も、今まで見たことがないその人の姿に困惑するばかりで、ショックを隠しきれていない状態でした。

 

そこで、看護師と家族で相談し、どうしたら、落ち着いて入院生活を送ることが出来るのかを考えました。

 

「そうだ!自宅と同じような環境にしたらいいんだ!」

 

その時に、そのような看護を提供してみようということになりました。

 

家族の方に協力してもらい、自宅で使っている毛布、枕、コップ、時計、カレンダー、愛用している眼鏡、などを持ってきてもらい、その人のベッド周囲を整えていきました。

そうすると、その人は、時計をみて自分のペースで生活することが出来るようになり、こちらの話を聞いてくださるようになりました。

そこからは、みるみる回復していきました。

 

入院時に見られていたような、危険な行動、が見られなくなったのです。

 

朝、

7時に新聞を読む。

8時に朝食を食べる。

9時にトイレに行く。

10時に熱を測る。

11時にテレビを見る。

12時に昼食を食べる。

13時から14時ごろまで昼寝をする。

15時から車いすに乗って散歩をする。

16時にテレビを見る。

18時に夕食を食べる。

19時に家族と話をする。

20時に歯磨きをして、眠る準備をする。

21時に就寝する。

 

規則正しく、生活することで、その人が到達可能な健康のレベルまで回復することができ、自宅へ退院することが出来ました。

 

この患者さんは、認知症もあったので、環境の変化にとても敏感になっていたため、自宅と同じような環境にすることで、

 

「危ない場所ではない。安心できる場所だ」

 

と、認識され、治療に専念することが出来たのではないかと考えています。

 

この様に、環境整備は、看護の中でも、とても優先度の高い、大切な仕事だと思っています。

 

以上のようなことを、日勤の午前中に仕事をしていきます。午前中は、患者さんのそばじゃなければいけない仕事が中心になっているような気がします。

 

3.ミスを減らすために必須!振り返り、これからの段取り

午後からは、主に記録になります。

患者さんの状態をカルテに記録していきます。

それ以外に、退院に向けての準備をしたり、与薬のセットをしたりします。

 

与薬のセットとは、入院中に患者さんが内服する薬を、1週間分ほど準備することです。

 

自分で内服管理ができない人の場合は、看護師が預かって、時間になったら配薬し確実に内服してもらうように管理することも看護師の仕事の一つです。

 

カルテを整理しながら、今後の予定をチェックします。

 

手術前、検査前ならば、患者さんへどのようなことをするのか、注意点などを説明する必要があります。

 

事前オリエンテーションを実施します。

 

わからない点などがあれば、詳しく、わかりやすいように説明しなければいけません。

 

オリエンテーションをしている最中に、患者さんから

「やっぱりこんな検査(手術)やらなくてもいいような気がする」

なんて、言われることもあります。

 

事前に主治医から何度も説明を受けて、納得して、同意書にサインまでしたのに、不安が大きくなって、いざ、その時が近づくと、

「これでいいのか?」

と、考えてしまうのかもしれません。

 

そんな時は、看護師の実力が試されるような気がします。

 

患者さんの不安を取り除くために、できることを、フル回転で頭を使って考えます。

 

主治医に連絡をして、もう一度説明を依頼することもあります。

 

説明を受ける際に看護師が傍で付き添い、話を一緒に聞きます。

 

もう一度、話を繰り返し、どこが不安なのか、やりたくないと思った点はどんなところなのか、患者さんが、少しでも、前向きに検査、手術に臨めるように、サポートしていきます。

 

この様に、患者さんの気持ちに寄り添って、常に、患者さんの見方でいるのも、看護師の仕事の一つです。

 

患者さんが納得して検査(手術)に向かう心構えが出来たら、術前の準備をします。

 

検査(手術)に必要な書類がそろっているか。

検査(手術)のときに着ていく、検査(手術)着の準備。

 

剃毛。

 

心電図モニター。

 

電気毛布。

 

点滴。  ・・・etc.

 

一つでも忘れ物があると、患者さん、他スタッフに多大な迷惑を掛けてしまいます。

 

いつでも、確認、確認、確認。

 

一人でチェックするのではなく、いつも、誰か他人の目を借りてチェック、確認をして、ミスが起こらないように気を付けています。

 

4.緊張の一瞬!夜勤者への申し送り。

そんな、こんなしていると、夜勤者が出勤してきて、申し送りをする時間になります。

 

申し送りは、できるだけ、簡潔に、そして、抜けなく情報を提供しないといけないので、結構、緊張します。

時に、申し送りながら、自分がミスをしていることに気が付いたり、抜けていることを夜勤者から指摘されることもあります

 

夜勤者は、事前に情報収集しているので、だいたいのことを把握してくれています。

 

それでも、今日、自分が受け持った患者さんのことで、気が付いたこと、これから気を付けていかなければいけないこと、明日の予定、夜勤帯で実施してほしいことなどを申し送っていきます。

 

申し送りが終わると、日勤の終わりが見えてきます。

 

残っている仕事を終わらせ、日勤は終了です。

 

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<夜勤の場合>

 

1.超多忙!夜勤はスタートからダッシュ!

夜勤者は、一人で約13~15人ほどの患者さんを受け持ちます。

 

人数が多いので、一人一人と日勤に比べると多くを話している余裕は全くありません。

 

とにかく早く、検温に回らなければいけません。

 

検温に回っている最中に、検査(手術)が終了した人を、検査室(手術室)に迎えに行かなければいけないこともあります。

 

あっという間に時間が過ぎていきます。

 

気が付くと、夕食の時間です。

 

そこから、配膳をし、患者さんがご飯を食べやすいように体位を整えていきます。

 

体位を整え、エプロンをしてもらい、痰が多い人は吸引を実施します。

 

食事前に飲まなければいけない薬を与薬したり、受け持ち患者さんへ薬を配ったりします。

 

高齢の人の場合は、自分でご飯を食べれない人もいるので、食事介助をします。

 

食事が終了すると、そのあとは、口腔ケアをします。

 

口腔ケアとは、義歯を外して洗浄し、口の中を柔らかいスポンジで拭き取ったり、歯磨きをしたりすることです。

 

食事が自分でできない人は、口の中をきれいにすることもうまくできないので、お手伝いします。

 

食事が終了したら、夜間に実施する点滴を他スタッフとダブルチェックします。

 

それから、おむつ交換、体位交換をしに行きます。

 

これは、日勤でも実施することなのですが、おむつを装着している人は、時間を決めて、定期的におむつ交換を実施しています。

 

自分で、体を好きな方に向けて眠ることが出来ない人は、体の向きを変更する介助が必要です。

 

同じ姿勢のままで寝ていると、関節が痛くなったり、骨が出ている部分が痛かったりします。

 

また、高齢者は皮膚が薄くなっているので、同じ場所が体の下敷きになっていると褥瘡をつくってしまい、皮膚を傷めてしまうことがあります。

 

床ずれ、といえばわかりやすいでしょうか。

 

褥瘡を作らないようにクッションを使ったりして、安楽な体位に整えます。

 

次に就寝前の配薬をしていきます。

 

2.眠る薬をくれーー。イブニングケア。

就寝前に、眠るための薬を飲んでいる人や、眠前に内服する必要がある薬がある人へ配薬していきます。

睡眠薬を飲まないと眠れない、という患者さんが多く、かなりの数の薬を配ります。

本来ならば、飲まずに眠れることが一番いいのでしょうが、日中の活動が少なかったり、不安が強い人は、なかなか眠れないようで

「早く、薬をくれーー」

とナースコールを何度も押す人もいます。

 

それと同時に、受け持ち患者さんすべての方のところを訪室し、血糖測定をしたり、夕食の摂取状況を聞いたり、変わったことがないか確認していきます。

 

就寝時間になったら、病室、病棟の廊下の電気を消します。

 

それから、点滴をミキシングしたり、カルテにバイタルサインを入力したりします。

 

2時間に1回程度で、病棟全体を見回りしたりします。

 

その間に、ナースコール対応、入院の受け入れなんかもあります。

 

だいたい、ここまでで、0時後になっています。

 

3.ちょっと休息。カルテ整理

 

日付が変わると、リハビリ、検査へ行く人が何人くらいいて、どのような方法で行くのかチェックしていきます。

 

日勤者がスムーズに業務ができるように準備をしていきます。

 

ここから、交代で仮眠をとります。

 

カルテの整理をしたりします。

夜勤帯で出た、医師からの指示を受け、指示通りの作業を進めていきます。

 

日勤は、体を動かす作業が多いですが、夜勤は、事務的作業が少し多いような気がします。

 

だが、しかし・・・

 

4.悲しい出来事

 

夜勤ならでは、の、悲しい事件も起きます。

 

日勤は、スタッフの数も多いので、患者さん一人一人をゆっくり見ることが出来ます。

 

しかし、夜勤は、一人で13~15人と多くの患者さんを受け持っているので、どうしても目が行き届かない場合があります。

 

2時間に1回程度でラウンドに行っていたにも関わらず、ラウンドのときには、ベッドで横になっていたのに・・・・

 

夜中の病棟に鳴り響く

 

「ガターン!」

 

と、いう音。

 

そう、転倒です。患者さんが、転んでしまっているのです。

 

泣きます。

 

夜は、なぜか、患者さんは、ソワソワするようなのです。

 

眠れないからでしょうか。

 

日中は、ナースコールを押して、一緒にトイレに行っていたような人が、夜中に起きて、自分でトイレに行こうとして、転んでしまった ((+_+))

 

と、言うことが、だいたい、深夜帯で起きることが多いような気がします。

 

そこからは、大変です。

 

バイタル測定。

主治医に連絡。

主治医から指示が出たら、レントゲン撮影に行く。

30分おきくらいにバイタル測定。

暗い中で、体に傷がないか確認。

 

涙が出そうになります。

 

そして、入院中に患者さんが転んでしまうと、上司に報告しなければいけません。

 

インシデントレポートというものを書かなければいけません。

 

「転ばなければ、こんなレポート書かなくても済んだのにーーー」

 

心の中では、恐ろしいくらい叫んでいます。

 

 

これも、仕事です。

そんなこんなで、朝を迎えます。

 

そこから、また、バイタルサイン測定。

 

朝食の配膳、食事介助。

 

日勤者に申し送りをして、夜勤終了です。

 

 

ちなみに、今日、私は日勤でした。

 

朝、出勤すると、夜勤だった子が私に話しかけてきました。

 

「泣きそうです。あさ、検温に行っているときに、患者さん、一人、転んでしまいました」

 

あー、今日、一人、転んだのね。

 

つらかったね。

 

夜勤明けの、眠たい目をこすりながら、彼女は、インシデントレポートを書いていました。

 

 

<早番の場合>

 

1.看護師の醍醐味!いっぱい採血

早番、という勤務は、月に1回か2回程度しか勤務がありません。

 

朝、いつもより早く家を出ます。

 

ちょっと、眠いです。

 

出勤してからすぐに、早朝で検査オーダーが入っている患者さんの採血をしていきます。

 

だいたい、7から10人くらいの人数の採血をします。

 

採血はちょっとした、看護師の技の見せどころです。

 

きゅっとした、取りやすい血管の人もいれば、

 

だらーっと、弾力のない、伸びた血管の人もいます。

 

そういった人たちの採血を、ササーっと、やってしまうことが出来ると、今日1日いいことがありそうな気分になります。

 

なんといっても、細い針で人の腕を指すのですから、緊張しないわけがありません。

 

それを、サクサクこなすと、達成感、満足感、充実感があります。

 

特に、細くて、糸のような血管をした高齢者の血管から、採血が出来た時は、

 

「やったああああああああああああ!」

 

とガッツポーズを決めてしまいます。

 

採血に対しては、看護師は、かなりの熱い思いをもって実施しているかもしれません。

 

2.いろんな形の食事

採血が終わると次は、食事の準備です。

 

朝食を食べれるように、お茶を準備したりします。

 

食事といっても、形態はさまざまなものがあります。

 

その人それぞれにあった食事を選択しなければいけません。

 

ここでは、経鼻経管栄養という方法で食事をしている人のことを話したいと思います。

 

経鼻ということは、鼻から食事を摂る、ということです。

 

 

何らかの理由で、食事を経口的に摂取できないために、鼻に柔らかいチューブを入れて、直接、栄養を胃に送る方法があります。

 

胃にちゃんとチューブが届いているかを聴診で確認して、それから、ゆっくりと、液状になった栄養剤を流し込んでいきます。

 

気持ち悪くなったりしないように、体の向きを整えて実施していきます。

 

 

食事が終了すると、日勤の人と一緒に体位交換、おむつ交換をします。

 

それから、入浴の介助をします。

 

3.バスタイム

リフト浴と言って、寝たままでお風呂に入れる設備があるので、入浴の援助をします。

 

入院することになった患者さんは、安静を守るためにベッド上での生活をしなければいけません。

 

そのため、お風呂に毎日入ることはできません。

 

お風呂に入るということは、血流がよくなりすぎたりして、気分が悪くなってしまうことがあるからです。

 

だから、体を熱いタオルで拭く、清拭というものしかできないことがあります。

 

でも、体をタオルで拭くだけでは、なかなか、リラックスすることが出来ません。

 

体調が落ちついて、主治医に許可が出た人は、お風呂に入ることが出来ます。

 

お風呂に久しぶりに入ることが出来ると、患者さんは、とても喜びます。

 

お風呂に入ると浮力が働くために、筋力が落ちている患者さんでも体が軽くなって、疲労感が軽減することがあります。

 

お風呂は、気持ちがいい、と、いう患者さんの声を直接聞くことが出来、患者さんと暖かい時間を持つことが出来る、とても良い時間なのです。

この時間は、早番でしか味わえない看護の仕事です。

 

 

その後、ベッド上で洗髪をしたり、シャワー浴をしたりして、早番の仕事は終わっていきます。

 

早番の仕事は、主に、採血、検査出し、清潔援助で終わります。

 

 

<遅番の場合>

1.サポート力が求められる勤務

遅番は、昼食の時間からの出勤になります。

 

そのため、昼食の援助から始まります。

 

それ以外に、日勤の人の手伝いをします。

 

薬をセットしたり、点滴の準備をしたり、早番の人と一緒に洗髪をしたりします。

 

 

遅番の人は、早番の人と一緒に、日勤者を助けるのが主な仕事です。

 

早番の人が帰った後は、夜勤者の手伝いです。

 

夜勤は、人数が少ないため、ナースコールすべてに対応することがなかなか困難です。

 

だから、遅番の人が、ナースコールに対応してくれると、とてもありがたいのです。

 

病院は、患者さんが生活している場所なので、24時間稼働しています。

 

そのため、患者さんの訴えにも24時間対応しなければいけません。

 

でも、それを、看護師一人で対応する訳にはいきません。

 

だからこそ、看護師一人一人が、様々な勤務を駆使して、患者さんの状態に応じることが出来るようになっているのです。

 

 

遅番の仕事は、メイン看護師のサポートです。

 

 

 

 

いろいろ考えてみた>

ここまで、様々な勤務体系に応じ、最も目立つ勤務内容について書いてきました。

 

なかなか、言葉にするのは難しく、今の自分の仕事の内容をじっくりと考えることが出来ました。

 

それでも、看護師の仕事というと、すべてを書き尽くせないものなのだなーと思いました。

 

看護師の仕事、と言われても、必ず今まで書いてきた仕事だけがやらなければいけない仕事ばかりではありません。

 

自分で考え、患者さんの為になることは、どんなことなのか、それを実践することでいかにその人に応じた健康を維持することが出来るのかを考えることが、最も重要になります。

 

目の前の患者さんの思いをくみ取り、患者さんが少しでも良くなるようにサポートするのが看護師の仕事だと私は思います。

 

看護師という職業を選んだ人は、自分のためになることは、後回しになってしまって、考えることが出来ません。

いつも、誰かのために、誰かが喜んでくれるかもしれない、なんてことを考えていることが多いです。

 

 

企業(病院)の利益を考えるのではなく、患者さんにとって、最善の状況を考えることを、常としています。

 

 

 

 

看護師のそのほかの仕事

 

看護師の仕事は、今まで書いてきた、患者さんを見るだけの仕事だけではありません。

 

師長さんとか、管理職になると、スタッフの体調管理、家族のこと、勤務体制についても常に気を配らなければいけません。

 

ほかにも、それぞれに受け持っている、役職に対し仕事をしなければいけません。

 

看護師は、常に、勉強をしなければいけない職業です。

 

様々な研修、学会へ参加し、医療の最先端を学び、学んだことを、他スタッフへ伝達する為にレポートを作成したりします。

 

また、自分たちで、今の看護の在り方について、追及するために、看護研究をする必要もあります。

 

看護は学問として成り立っているものなので、いつも、前を見て進めていくものでなければいけないのです。

 

また、看護師になるためには、看護国家試験を受ける必要があります。

 

そのため、毎年、国家試験を受け、合格した新人看護師さんたちが、4月には入職してきます。

 

国家試験に合格し、看護師の資格を持っていても、社会人としては指導が必要です。

 

だから、先輩看護師は、通常業務に加え、新人教育にも気を配らなければいけません。

 

新人指導も、仕事の一部です。

人の命を守る仕事なので、嘘、偽り、自己満足、だけで指導するわけにはいきません。

間違ったことを教えてはいけないので、本気でぶつかっていかなければいけません。

 

そのために、日々、勉強です。

 

看護師の仕事は、

 

日々、勉強。

 

何事も、勉強。

 

この、一言に尽きるなと思います。

 

 

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まとめ 仕事に対する思い

看護師になって、思うことは、日々、充実していることです。

 

仕事を終えて、家に帰ってくると、たまらなく、疲れています。

 

仕事中は、ほとんど、座ることが出来ません。

ずっと、患者さんのもとと、ナースステーションを行ったり来たりしています。

足は、カチカチに硬くなっています。

患者さんのおむつ交換を何度もするために、腰が痛いです。

すぐに、眠りたいくらい、疲れています。

 

でも、今日、患者さんが笑ってくれました。

 

それだけで、とても、満足している自分がいます。

 

自分が実践した看護が患者さんにいい影響を与えることを、自分で実感することが出来ると嬉しいです。

 

 

 

看護の仕事は、

 

人間が対象であり、その人の命を預かる仕事です。

 

責任も大きいです。

 

責任の大きさに伴って、自分が、正しいことをしなければ、申し訳ないと思います。

 

誠実でなければいけません。

 

自分の心に嘘をつくことが出来ません。

 

偽善だ、と思われるかもしれませんが、私は常に、患者さんと関わるときに、相手に対して、自分は素直でいようと思って接しています。

 

患者さんの、「痛い」、という声に対し、自分の知っている限りの「痛い」を考えます。

そして、自分の「痛み」と患者さんの「痛み」を照らし合わせます。

 

そうすると、患者さんの気持ちに少し寄り添うことが出来ます。

 

看護は、相手にどれだけ寄り添えるか、相手の立場に立って、どれだけ物事を考えることが出来るかで、質が変わってくるのではないかと思います。

 

看護は、常に、対象によって、形を変えていきます。

 

それは、今、生きている人、一人一人が違うからこそ、形が変わっていくのだと思います。

 

私は、そんな、毎日、違う、仕事を提供できる、看護師、という仕事につけたことを、今、とても、楽しんでいることを、幸せだなーと感じています。

 

看護師の仕事や環境が気になる人はこちらも読んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

福井綾子

福井綾子

はじめまして
30代で看護学校に入学し看護師免許取得後、地方の病院で勤務しています。
現在3人の子供と生活しながら、家事に仕事にと日々奮闘しております。

看護師になる前は、事務職等のパートをしながら主婦をしていました。そんな中、友人が看護学校に通っている話を聞いて、「よし私もやってみよう」、と思い看護学校受験を決め、合格することができました。
22歳で大学を卒業してから、勉強らしい勉強をしていなかったで、ドキドキ、ハラハラの受験でしたが、何とか合格することが出来ました。
それからは、看護学校で20代の若々しい仲間に囲まれて教室で勉強し、病院で実習をさせてもらったりして、看護師になることが出来ました。

趣味は、料理、マンガを読むこと、散歩、などなどです。
最近は、やせるおかずの本にはまり、アレンジをしながら料理を楽しんでおります。

看護師になってから、たくさんの患者さんに出会って、いろんな家族の形を知ることが出来ました。そのなかから、看護師として日々感じていること、仕事の楽しさ、辛さ、をお伝えしていくことができたらいいな、と思い、記事を書いてみようと思いました。
まだまだ、経験も浅く、知識も少ないため、記事を書きながら自身も成長することが出来たらと考えております。

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