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看護師の夜勤って大変? 看護師の仕事の5つのメリットとデメリット

 2018/01/07 看護師
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看護師の仕事の夜勤の良いとこと悪いところはどこ?

 

看護師の夜勤にどのようなイメージをお持ちでしょうか?

キツイ、暗い、辛い、苦しい、怖い、そんなイメージがあるのではないでしょうか?

 

巷では、看護師の仕事は9Kなんて言われているそうですが・・・

 

看護師になって5年目になる私が抱く夜勤のメリット、デメリットを考えていってみたいと思います。

 

 

まず、メリットを5つ考えてみます。

 

 

1.病棟がいつもより静かで仕事に集中できる。 

夜は、眠る時間なので患者さんも眠っています。

ですので、日勤に比べるととても静かです。

日勤では座ることが出来ないくらい忙しい日でも、夜勤になると座ることが出来ます。

 

座って一緒に勤務している看護師と世間話をする余裕なんてものもあります。

仕事しながらコーヒーも飲めますし、普段できないような委員会の仕事なんかもできちゃいます。

※委員会と言うのは看護だけではなく、感染対策の委員会とか、認知症対策の委員会とか、たくさん、業務以外でも参加しなければいけない会議のようなものになります。

 

 

 

 

少し、ゆとりをもって仕事をすることが出来ます。

 

ゆとりがある分、優しい気持ちで患者さんに接することが出来ます。

 

 

2.時間に余裕がある。 

 

夜勤までの時間、夜勤が終わってからの時間がたっぷりあります。

仮眠をとってから出勤するのですが、日勤で出勤するときに比べるとゆっくりと身支度ができます。

 

日勤の就業時間は、当院の場合8:30ですが、8:00までに病院に到着して、情報収集など仕事の準備をします。

 

朝は、家族の朝食の支度、見送り、洗濯、掃除、自分の身支度、と休む暇なく動き、出勤する頃には疲れてしまっている、なんてことがよくあります。

 

時間に追われていて余裕がありません。

 

しかし、夜勤の場合は、16:30からの就業なので、15:30ごろに出勤し情報収集をします。

 

平日の誰もいない家でゆっくりと仮眠をとり、入浴してから身支度をするので髪型もばっちり決まりやすく、化粧ノリもいいです。

 

そして、何より心穏やかに出勤できます。

情報収集に十分時間をとることが出来るので、患者さんのことをよりよく知ることが出来ます。

 

 

看護師の仕事は、情報をどれだけ持っているか、で看護の質が変わり、より良い看護ができると思っています。

だから、情報収集はとても重要なので、夜勤前の時間は有効に使っています。

 

 

3.高収入につながる。

一番のメリットかもしれません。それは夜勤手当がつくことです。

 

夜勤が増えると、月給がUPします。夜勤の出勤日数が多いと給料に大きく反映されます。

夜勤がないと、給料は約5〜8万くらいDOWNします。

 

かなり生活に影響します。

 

夜勤専従看護師なんかも募集されているくらいですから、夜勤は、高収入を得ることが出来る一番のポイントだと思います。

 

夜勤をするときの喜びは、給料明細を見るときに一番感じます。

 

 

 

4.休日を満喫できる。

 

夜勤の終わりは、だいたい11時頃です。

仕事が終わったら、休みです。

夜勤明けの翌日は、必ず休みになります。

ということは、約2日間休みになります。

 

看護師の仕事は、シフト制を用いている場所が多いと思います。

当院も、シフト制で、週休2日制を用いています。

 

そのため、月8日から10日ほどの休みを取ることが出来ます。

そのうち、5日ほどは自分の希望を取り入れてもらえることが出来ます。土日の休みを自分の好きな日に希望することが出来るのです。

 

平日に休むことが可能です。

夜勤明けは、眠いかもしれません。

 

でも、なぜか、テンションがいつもより高くなっているせいか、元気が残っています。

 

夜勤明けは明るい日中のせいもあるかもしれませんが、余力があることがあります。

 

だから、夜勤明けに、温泉に行ったり、おいしいランチを食べに行ったり、ショッピングを楽しんだりすることが出来るのです。

 

休みではないのに、ほぼ、休みのように過ごすことが出来るのです。

 

 

たとえようのない、至福の時を味わうことが出来ます。

 

 

 

5.勉強ができる。

 

先にも、お話しましたが、夜勤が落ち着いていれば、時間に余裕ができます。

時間に余裕ができると、その時間を有効利用しないわけにはいきません。

 

自分では、買うことが出来ないほどの高額の本などが、病院には保管されていることがあります。その本に目を通したりすることも可能です。

 

 

看護師には、看護師倫理綱領、といったお約束があります。

そのお約束の中に、

 

「看護者は、常に、個人の責任として継続学習による能力の維持・開発に努める」

 

というものがあります。

 

しかし、現実には、自宅に帰ったところで、自主的に勉強することは、ほぼ皆無に近いと思います。

でも、夜勤中は、変な話、人の目もあるから勉強しようかな、という気持ちになっちゃうんです。

 

受験生が、人目がある図書館とか、ファミレスの方が家より集中して勉強ができる、というような感覚と似ているのでしょうか。心理的なものでしょうか。

だから、夜勤中はいつもより集中できるんです。

 

家とは違う場所だからこそですね。

 

それに、夜勤の方が一人当たりの請盛患者が多い分、急変に関わることが増えるので実践的にも、経験値もあがります。

 

経験値が上がるということは、机上の学習より、勉強することが出来るのです。

 

経験は、教科書には載っていないからです。

 

勤務中に、勉強もできるのなら、なんか得した気分になります。

 

 

5つのメリットを考えてみました。

 

仕事をして、いいことがあるのは、幸せなことだな、と思います。

 

 

でも・・・

 

いいことばかりではないのが、看護師の夜勤の仕事かなと思います。

 

 

 

それでは、デメリットについても考えてみます。

 

デメリットは、たくさん思い浮かんでしまうのが、悲しいところでもあります。

 

 

それでは、メリット同様、デメリットを5つ考えてみましょう。

 

 

眠れない。休めない。

 

眠れないし休めないですね。

 

検温、食事介助、配薬、イブニングケア、おむつ交換、体位変換、ナースコール対応、不穏患者の対応、夜間入院、急変、等々、休む暇なく動いています。

 

夜勤は看護師の数が減り、一人で13〜15人ほどの患者を受け持ちます。

そのため、抱える業務が多くなり、ややパニック状態になっているときもあります。

 

多忙なときは、1時間ほどある休憩もとることが出来ないこともあります。

 

勤務終了時には、髪はボサボサ、化粧はボロボロ、疲れ切った顔で、朝日を見る羽目になってしまいます。

 

 

こんな夜勤ばかりではないですけどね。

 

超多忙な夜勤の後は、疲労感のみ感じます。帰宅後に倒れ込むように眠ってしまいます。

 

そのせいか、看護師の中には、生理不順で悩んでいる人、すぐに風邪をひいてしまう人が多いですね。

 

体調を崩したからと言って、すぐに休めないのもつらいところです。

 

休むと他の人に迷惑を掛けてしまうし、病気の人を見ている人が、病気になってしまうなんて、信用を失ってしまうかもしれませんからね。

 

でも、看護師だけに、病気の人には結構優しかったりします。

体調管理には、気を付けなければいけません。

 

 

一人で悩まなければいけない。責任重大。

 

夜勤では、一人で多くの患者を看ているせいか、患者さんの状態が急変することによくあたります。

 

当院では、病棟の中を半分に分けてチームで看護するようにしているのですが、夜勤のときに同じチームの人がいないと、今までの患者さんの経過と合わせて、今起きていることをアセスメントすることが難しく、悩んでしまうことがあります。

 

※アセスメントとは看護過程(情報収集、アセスメント、問題点の抽出、看護計画)

 

また、夜間(特に深夜帯)ということもあり、主治医に電話連絡するかどうかという点をよく迷います。

 

 

外来をこなし、夜遅くまで仕事をしているDr.の姿を見ているので、こんな夜中に、こんな用件で電話してもいいのかな?患者さんの様子をしばらく観察していてもいいのかな?と悩んでしまいます。

 

よっぽどの急変の場合だったら、ためらわず電話することが出来るのですが、微妙な感じ(看護師は五感を大切にする仕事なので)で、経過観察で夜は様子をみて、朝一で電話してもいいかな、という判断が非常に難しいです。

 

日勤では、スタッフがたくさんいるので、他の人と相談して考えることが出来るのですが、夜勤では、そうできないので辛いです。

また、日勤では、皆寝てないで起きてるので電話連絡もあまり気にせずにできます。

 

日勤よりも夜勤では、責任の重さが倍以上になります。

 

そのため、責任の重さから、夜勤が出来なくなってしまう看護師もいます。

 

 

気まずい雰囲気。働きにくい。コミュニケーションが図りにくい人間関係。

 

ここからは、夜勤だけに関わらず、日勤でもいえることなのですが、一緒に勤務する人が恐ろしい先輩だったり、言い訳ばかりで共同業務を一緒にしない人だったりすると、最悪の夜勤になります。

2〜3人で勤務するのが夜勤です。

 

そのため、コミュニケーションがスムーズに運ぶ方が、仕事の効率は上がります。

 

気心が知れている人同士の夜勤だと、時間内に業務が終わったり、達成感に満たされたり、気持ちよく仕事を終わらせることが出来ます。

 

仲の良い同僚との夜勤なんて、テンションが上がります。

話も楽しいですからね。

 

 

反対に、

上司、同僚の悪口ばかり言う人、

 

患者さんの文句ばかり言う人、

 

だらだら動く人、

 

独裁的な指示ばかり出す人、

 

と夜勤が一緒だと、ずっと憂鬱な気持ちで疲れます。

気を使って、気を使って、心労ばかり募ります。

 

また、このようなタイプの人は、ずっとイライラしていて、周りへの影響も半端ないです。

 

ちょっとしたことに、いちいち突っ込みを入れてきて、人が傷つくことを平気で口にします。

 

 

例えば、私が、自分の受け持ちではない患者さんのナースコールの対応をしていて、ナースステーションを離れていたときに、私の受け持ち患者さんのナースコールがなったとします。

そんな時、文句ばかり言う看護師の場合は、

「どこに行ってたの。ちゃんと患者さん見てよ。あんたの患者さんナースコール何回も押すから最悪やわ。もう、たのむわー」

なんてことを、不機嫌そうに言われます。

 

いやいや、こちらは、あなたの受け持ちの患者さんの対応をしていたのですよ。

助け合いの精神はないのですか?

自分以外の受け持ち患者さんは無視ですか?

 

悲しいですね。

 

ただでさえ、業務が繁忙になっている夜勤なので、少しでも、快適に働きたいのに、空気が悪くなってしまって、本当につらいです。

 

 

早く、この夜が終わってほしい、とばかり願ってしまします。

 

でも、そんなときに限って、不穏患者が多かったり入院患者が多かったりして、休めなかったりして、普段よりストレスを感じます。

 

看護師がストレスを感じると、患者さんにも伝わってしまうようで、患者さんは安心して休めないように思います。

 

 

 

家族との時間が減る。

夜勤とは、夜、家族が家にいる時間に、自分だけ不在になってしまいます。

 

夜勤明けには、家族は、それぞれ仕事にいっていたり、学校に行っていたりして誰もいません。

 

「ただいま」

といって、返事がないと、寂しい気がするときもあります。

 

看護師に離婚する人が多い理由として、旦那の浮気が挙げられています。

夜勤で、妻が不在なため、羽目を外してしまうのでしょうか?

 

妻が、一生懸命仕事をしている間に、自分は楽しい時間を過ごそうとするなんて、ひどい話だなと思いますが、実際、夜勤で一緒に勤務する人の中には、そういった話をする人もいます。

 

夜勤明けに、家に帰ったら・・・

知らない女性が家にいた。

 

そんな、話を聞いたこともあります。

 

「一生懸命仕事をして、家族のためにと、努力して、時間を駆使して家事をして、働いてたのに結果として裏切られてしまった、辛いな」

 

なんて、先輩が話していました。

 

また、子どもが年ごろになると、

親がいないことをいいことに、友達を家に連れこんでいた、

なんてことも起こりうるかもしれません。

(こんな話は、今まで、聞いたことはありません。看護師さんのお子さんは、結構優秀な子どもさんが多いように思います。親の大変さを見ているから、子どもも努力を惜しまない子に育つのかもしれません。これは、私の勝手な見解ですが・・・)

 

 

ご褒美制度。散財してしまう。

 

夜勤を務めると、妙なテンションになります。

 

私、今日は、夜間の入院患者を受け持ち、処理をすることが出来たな。

何も起こらず、静かな夜勤を過ごすことが出来たな。

 

そんな、思いに満たされます。

 

安堵感、達成感。

 

それに尽きるように思います。

 

夜、普段は眠っているのに、起きて仕事をした。

 

不穏の患者さんに気長に付き合った。

 

急変患者があったけど問題なく対応できた。

 

無事に朝を迎えることが出来た。

 

そんな安堵感から、夜勤が終わったら、すごくテンションが高くなってしまいます。

そして、やり切った達成感を感じています。

 

だから、自分にご褒美をあげたくなってしまいまうのです。

 

その結果、帰りにたくさんお菓子を買ってしまったり、特にいらないのに服を買ってしまったりしてしまいます。

 

その他には、留守番をしてくれたご褒美に、子どもが欲しがっていたゲームのソフトなんかを、血迷って買ってしまうこともあります。

(これは、達成感ではないですね。うしろめたさ、かもしれません。

母親として、夜に、家を空けてしまった、子どもに寂しい思いをさせてしまった、そんな思いを感じながらいつも仕事をしているので、つい、わがままを聞いてしまうことがあります。)

 

なんだか、いつもより、財布の紐が緩んでしまっているのです。

 

また、看護師としては、いけないかもしれませんが、夜勤明けの、明るい時間に、飲むビールが最高なのです。

 

「やったー!!!終わったー!!!私、頑張った。えらい!!!」

 

そう思って飲むビールは最高です。

この時間に飲むビールは、言いようのない味がします。

 

でも、アルコールって、体を蝕んでしまいますよね。

アルコールの摂取量が多くなると、食欲が増強します。テンションが上がり、眠らなくなります。

 

でも、罪悪感と達成感の狭間で飲むビールは、なんとも言えない味がします。

 

調子に乗って、悪ノリすると、体調がおかしくなってしまうんです。

 

夜勤は、悪循環を起こしてしまうのかもしれません。

 

寝不足

食欲増加

多量飲酒

金銭感覚麻痺

 

それらを実行することが出来ると、満足感が訪れます。

 

 

そうだからと言って、そんなことを、実際に実践していたら破産してしまうし、看護師として勤めていくことができなくなり、仕事を失うことになります。

(アルコール中毒とか、自己破産とか。信頼を失うことは国家資格を有しているものとしていけないからです。)

どこかでセーブする必要があるからです。

それが、正常な人間ではないでしょうか。

 

 

人には、欲があります。

何かを欲しい思い、それを満たすために何らかの行動を起こします。

その欲に理由をつけるのが、褒美なのではないでしょうか。

 

 

褒美とは、苦難を乗り越えた自分の努力や苦労を、自らねぎらう意味を込めて、普段は控えている出費を供することと記載があります。

 

夜勤を務めると、そんな気持ちを大きく抱いてしまいます。

 

理由は、それだけ、夜勤が過酷だからではないでしょうか。

 

これまで挙げてきた夜勤のデメリットがそんな気持ちにさせるのだと思います。

 

 

 

 

 

看護師の仕事の夜勤のまとめ

 

夜勤は、給料面で大きなメリットを感じることが出来ます。

その半面、辛いこともたくさんありますが、自分なりに時間をうまく使うことで効率よく働くことが出来ます。

 

デメリットばかりを気にするのではなく、前向きに捉えることで夜勤を楽しむことが出来るので考え方次第では看護師という仕事は世のため人のためになる素晴らしい仕事だと思います。

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ライター紹介 ライター一覧

福井綾子

福井綾子

はじめまして
30代で看護学校に入学し看護師免許取得後、地方の病院で勤務しています。
現在3人の子供と生活しながら、家事に仕事にと日々奮闘しております。

看護師になる前は、事務職等のパートをしながら主婦をしていました。そんな中、友人が看護学校に通っている話を聞いて、「よし私もやってみよう」、と思い看護学校受験を決め、合格することができました。
22歳で大学を卒業してから、勉強らしい勉強をしていなかったで、ドキドキ、ハラハラの受験でしたが、何とか合格することが出来ました。
それからは、看護学校で20代の若々しい仲間に囲まれて教室で勉強し、病院で実習をさせてもらったりして、看護師になることが出来ました。

趣味は、料理、マンガを読むこと、散歩、などなどです。
最近は、やせるおかずの本にはまり、アレンジをしながら料理を楽しんでおります。

看護師になってから、たくさんの患者さんに出会って、いろんな家族の形を知ることが出来ました。そのなかから、看護師として日々感じていること、仕事の楽しさ、辛さ、をお伝えしていくことができたらいいな、と思い、記事を書いてみようと思いました。
まだまだ、経験も浅く、知識も少ないため、記事を書きながら自身も成長することが出来たらと考えております。

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